この日はJR九州の“日帰りグルメきっぷ”を利用して、佐賀県の多良(たら)に“竹崎カニ”を食べに行くことにしていました。 竹崎カニは九州では有名で、ちと様もご存知でした。お互い知ってはいましたが行く機会がありませんでしたので、いい機会になりました。 多良は行きづらいところだと思っていたのですが博多駅から特急かもめで1時間ちょっとしかかからず、こんなに近くだったんだと思ったくらいでした。 |
![]() |
![]() |
特急に乗っている間3人でいろいろ話したのですが、その中でうどんの話が出ていました。 福岡のうどんは麺が箸で切れるくらい柔らかくコシはありません。ちと様も私もやわらかい麺の方が好きだと話したのですが、食べられたことがないきーまま様は想像がつかないとおっしゃっていました。 (この時は次の機会にぜひ!とお話していたのですが、この日の夜偶然にもそのうどんを食べる機会ができました) |
送迎つきでしたので駅に到着すると、食事をする旅館の方が迎えに来ていて10人程で迎えの車に乗りましたが、途中の車中で木村君のドラマ「HERO」の映画化と夏に公開決定をきーまま様が教えて下さって、静かに喜びました(笑) 旅館までは20~30分くらいで、右手には山並み、左手には海苔の養殖で有名な有明海が広がり、海苔の養殖いかだが多く見られました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
そうしているうちに時間になり食事が次々と運ばれてきました。 竹崎カニは最初の方で運ばれてきましたが、ついカニを食べることに集中してしまい、その後の食事がおろそかに…。 カニの身が入ったグラタンやパスタ、佐賀牛などもあって「早く食べないと冷めてしまう」とカニを食べる手を休めてグラタンを食べ、またカニに戻るというようなことを繰り返していました(笑) 最後のカニぞうすいまで、おいしくいただきました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
細かいことだとは思いますが、仲居さんは料理を運んでくる時もお盆を持って立ったまま襖を開けて入ってきたりとちょっとこれまでのところとは違うなと思っていたのですが、一番驚いたのがデザートが運ばれたあと。コーヒーも一緒に運ばれてきていましたが、まだ他の料理を食べていたのでそのままにしていました。 すると突然仲居さんが入ってきて「スプーンが足りんかった(足りなかった)」とボソッと言いながら、「すみません」の一言も無くコーヒーのお皿にあったスプーンを2本持って行きました。(それも立ったまま手を伸ばして)思わず3人で顔を見合わせてあ然。 あ然としすぎて、その時スプーンを使うかどうか聞かれたかどうかはっきり覚えていないくらいなんですよ。 |
![]() |
11時半くらいから14時半まで利用する事ができ、温泉もあって入ってもよかったのですが、私達は入らず送迎バスが出る時間まで過ごしました。 カニが名物なのでカニせんべいなどカニに関するものや、海苔の養殖で有名な有明海が近いこともあって海苔などのお土産も販売されていました。 左の写真は、カニの彫刻が施されていた旅館のロビーにあったテーブルのセットです。 |
私は“塩のり”(塩をふってある海苔)と“わさびドレッシング”を購入しました。 塩のりは塩の加減がちょうどよくて、おにぎりにしてもおいしかったですし、お酒のつまみにもピッタリでした。わさびドレッシングを買う時に名産品なのかなと思いフロントの人に聞いてみると、「そうなんですよ」という答え。わさびが佐賀県の名産ということを初めて知りました。そう話していると、ちと様が多良岳の湧き水で栽培しているということを聞いたことがあると教えて下さいました。 本わさびを使っているこのドレッシング、ピリッとした辛味とツンとするわさびの風味がするとてもおいしいドレッシングで、母もとても気に入っていたのでお取り寄せしました。 |
![]() |
ちと様が3回鳴らして、これから博多へ向かうきーまま様と私を含めてみんなの幸せもお願いして下さいましたが、とてもきれいでやさしい鐘の音でした。 ちと様とはここでお別れすることになっていました。 久しぶりにお会いできてライブや多良へご一緒させていただき、夕食の時、そしてホテルでもいろいろなお話ができ楽しく過ごさせていただきました。 またぜひお会いできることを楽しみにしております! |
そして「多良って聞いたことあるな」と思っていたのですが、“太良みかん”で有名なところでもありました。“太良”とまた字が違っていたので気づきませんでした。 調べてみると多良町と他の町が合併して“太良町”になったのだそうです。 |
![]() |
![]() |
![]() |