次の場所へ行くために電車に乗り換え進む途中に、今回は行けなかったのですが電車の中から出島が見えました。
以前は出島の様子を小さめの模型のようなもので見られるくらいだったと思うのですが、今は復元されて実際に建物も建ち、当時の出島の様子を見たりできるようになっているようです。
ここが出島ですよ、ときーまま様にお教えすると「え?出島って海に浮かんでいたんじゃなかったの?」と。「海でしたよね?」などと言っていると私の隣に座っていた年配の男性の方が埋め立てられていることを教えて下さいました。

電車の乗り換えをする時に一旦ちと様とお別れして、私達は電車を乗り継ぎました。


その電車から降りて数分歩くと、ちゃんぽん発祥の店『四海楼』があります。立派な建物でした。ここのちゃんぽんは少し味が薄めだとちと様が教えて下さっていました。翌日のお昼に別のところでちゃんぽんを食べることにしていたのでここでは写真を撮るだけに。

写真にリンチリンアイスの屋台が映っていました。
右下の黄色い屋台がそうです。
 

四海楼の少し先にカステラなどが売られているお土産屋さんが道の両端に並んだ坂道があります。

その中の一軒でハニー、チーズ、ざぼん、チョコ、抹茶の小さめのカステラが店頭に並べられているお店が目に入りました。「試食をどうぞ〜」という声に「ちょっと食べてみます?」と試食したのがチーズカステラ。これがまるでチーズケーキのような口当たりでおいしかった!すると店員さんが「凍らせて食べるとおいしいんですよ」と。「凍らせて!?」とビックリしました。

お店の中に入って他のカステラを見ようとすると店内にもあった試食のところに一気に中国の観光客の方が入ってきて試食をはじめました
あまりのパワーにお店を出ることにしたのですが、チーズカステラもおいしかったし、凍らせて食べるというのにも興味があり、違う味のものを3本セットにして購入することもできたのできーまま様と「ここ、いいですよね」と話しました。

「試食しておいしかったら戻ってきて買って下さいね〜」と店頭で言ってくれたおにいさんに「観光してまた戻ってきますね」と伝えて他のお店も見ながら先へ。


お土産屋さんが並ぶ坂を上がると国宝の『大浦天主堂』があります。

 

中は撮影禁止でしたが、入ることができました。
座ってみると天井は高く独特の形をしていて、色とりどりのステンドグラスが正面のキリスト像をはじめ、両方の窓や高窓にもはめ込まれていました。
  天主堂の中では大浦天主堂にまつわる話がテープで流れていたのですが、その中で隠れキリシタンと呼ばれる信者たちが大浦天主堂を建立したプチジャン神父に信徒であることを告げた際に神父が信者たちを案内したというマリア像があり、『信徒発見のマリア像』と呼ばれていると言っていました。

きーまま様と探してみたのですが、説明書きがなく、そのマリア像はどこにあるのかがわからず…。帰ってサイトで見てみると、「これかな」と言って見ていた教会内の右祭壇にあった像がそうだったようです。

大浦天主堂の正面にあるマリア像です。
信徒発見という歴史的奇跡を記念してフランスから贈られたマリア像で「日本之聖母」と名付けられています。
 

大浦天主堂のすぐそばにあるのが『グラバー園』。天主堂の敷地からも行けるようになっています。
天主堂を出てグラバーに向かう道のすぐ上に今はキリシタン資料室になっている旧羅典(らてん)神学校がありました。ここから見る天主堂側面の光景もよかったです。
ローマ法皇胸像と
プチジャン神父の銅像
重要文化財旧羅典神学校