この日も朝からいい天気でした。
朝食はホテルの最上階のレストランでバイキング。窓が大きくとってあったので、港の光景や山など眺めがとてもよくて気持ちがよかったです。

まず『長崎市歴史文化博物館』へ行くことにしていました。
「ここに行くならバスを使った方がいいですよ」とちと様に前日教えていただいていたので、チェックアウトをして荷物を預ける時に、フロントの方に博物館へ行くためのバス停の場所を聞きました。「ホテルを出て歩道橋を渡ると吉野屋がありますから…」と地図で教えてもらったのですが、前日夕食のお店の場所を聞いた時にも「吉野屋の…」というふうにホテルの方は教えてくれました。「ここはなんでも吉野屋が基準にしているのかもしれない」ときーまま様と笑いました。看板がオレンジ色で目立ってわかりやすいからかもしれませんね(笑)


バスに乗って博物館の最寄りのバス停で降り、連絡を入れることになっていたちと様に電話をして道案内をしていただき、博物館へ。

バス停からは数分。案内板がある細い道を抜けるとお城を思わせるような作りの博物館が目の前にありました。

入口を入ると、坂本龍馬像と三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎像が並んでありました。  
   

歴史文化博物館には今年の1月から1年間、大河ドラマの放送に合わせて『長崎奉行所・龍馬伝館』の展示も行われています。まず歴史博物館の展示から見ることにしました。

ここは“撮影禁止”と書かれていなければ写真撮影はOKだそうです。目的を伝えると、HPに写真を載せるのも個人のHPであればいいですよ、ということでしたので展示物のいくつかの写真をUPします。(拡大した写真は“next”は次の写真へ進み、“back”はその前の写真へ戻り、“top”はその拡大されている写真の元の画像に戻ります)
ベハイム地球儀
(複製)
青貝細工
ライティングデスク
十字紋入俵型鉢 河童図屏風
(芥川龍之介 大正11年)

南蛮屏風 (複製) 石造アーチ橋築造風景 陶磁器類 べっ甲かんざし

展示物を見ている途中に、ちと様から「龍馬伝館の出入り口に着きました。涼んでいますからゆっくり見てきて下さい」というメールが入っていました。

歴史文化博物館の展示を見終わって出てビックリ!修学旅行生と一般の人がたくさん!お昼ごろからかなりの人が訪れるとその後に乗ったタクシーの運転手さんが教えてくれました。朝一番に行ってよかったです。
そして龍馬伝館へ行こうとしていると「そこの娘さん」と声をかける方が。娘と呼ばれるにはかなり無理がある年齢とわかっていつつ(笑)、その言葉に反応して振り向くとちと様がいらっしゃいました。
ちと様は私達が博物館も龍馬伝館も見終わったと思われていらっしゃったようで、龍馬伝館はこれからとお話するとビックリされていました。博物館でゆっくり展示物を見すぎたようです(笑)

ちと様も龍馬伝館はまだご覧になったことがないということでしたので(涼しくなってから行こうと思われていたそうです)、一緒に入ることに。龍馬伝館は靴を脱いで入るようになっていて、入口で坂本龍馬の姿が印刷されたビニールの袋を靴入れにともらいました。

龍馬伝館』は、大河ドラマ『龍馬伝』の放送に合わせ、坂本龍馬の人物像やドラマの裏側を紹介する展示館、だそうです。
いくつかの展示物を見ながら進むと、視界が一気に広がりました。

長崎奉行所の入口のようです。
入ってすぐ左には大河ドラマ『龍馬伝』の福山雅治さんや主な出演者の方々の写真と役名などが書かれたパネルが後ろからのライトで浮かび上がっていて、福山雅治さんと寺島しのぶさんの衣装、広末涼子さんの小物類などが置かれた部屋がありました。
そして斜め向かいにも福山雅治さんの衣装や台本、小道具、絵コンテなどが置かれたところがありました。

御白州 (江戸時代の奉行所など訴訟機関における法廷が置かれた場所)
龍馬を主人公にしたオリジナルの寸劇を楽しむことができるそうです。
花街お座敷撮影コーナー
長崎花街のお座敷をイメージ再現してあるそうです。ドラマと同じ龍馬の衣装を着て記念撮影できます。

当時の洋風の応接間を再現したような場所があったのですが、3人で「へぇ〜」と言いながら入ると、そこにいた案内をしてくれる方(年配の女性でした)が、「写真を撮りましょうか?」と。
暖炉の前にイスとテーブルが置かれてある場所には低い柵のようなものがありました。「いいんですか?」と言うと「いいんです、いいんです。今日は特別!」と言いながらその柵をサッサと外し、「イスに座って」と言って写真を撮ってくれました。柵の前で撮ってくれるのかと思っていたのでビックリ。「あれ、柵を外したらいけないところじゃないの?」と3人で言いつつ、「3人の写真が撮れたからいいか」(笑)

歴史文化博物館も龍馬伝館も興味深く見ているうちにあっという間に時間が過ぎました。
次の観光先へはタクシーで。